今、暴力を受けている、脅されていて警察に来てほしいなど、緊急の場合は110番です。 相手が危険な人かを確かめるために会ったり、記事を最後まで読んだりするより、安全を優先してください。緊急でない安全上の困り事は、警察庁の案内にある#9110や最寄りの警察署へ相談できます。

「危険な男のサイン」を調べたくなるほど、気になる出来事があった。でも、優しくしてくれたこともあるので、自分が疑いすぎなのか迷ってしまう。

今、自分に何が求められ、何が起きているかを見てみてください。 脅し、望まない送金、交友関係の制限などを、当てはまる数で採点する必要はありません。出来事に合う相談先を探すために分けて考えます。

相手を悪い人だと決めたいわけではなく、次のお願いに応じてよいか困っている。そんな段階でも、返事や支払いをいったん止めて、関係の外へ相談することができます。困っている内容別の相談先へ進んでもかまいません。

危険な男のサインが気になったら、実際に起きたことを見る

知り合ってすぐに好意を伝えられた。休日は予定が合わない。まだ家を教えてもらっていない。それだけを並べても、相手に害意がある、既婚であるとまでは判断できません。交際したい時期が合わないことも、それ自体を暴力や詐欺と同じ扱いにはしません。

一方で、「会わないなら家に行く」と脅されたり、「好きならお金を出せるはず」と送金を迫られたりしているなら、その要求について相談できます。親切な言葉があったことを理由に、今の出来事を小さく扱わなくてよいのです。

「何となく引っかかる」だけで、まだ出来事を絞れない場合も、急いで会う約束や個人情報の共有を進める必要はありません。ただ、その感覚を相手の犯罪や嘘の証明に変えず、今は進めたくないという自分の希望として持っておけます。

怖がらせる言動があるなら、反応を試さず相談する

たとえば、次のような出来事があった場合です。

  • 脅し:会うのを断ったら、「家に行く」と連絡が来た。
  • 交友関係の制限:怒鳴られて、友人との約束を取り消した。
  • 監視への怖さ:スマートフォンを見せるよう求められ、嫌だと言えない。
  • 性的な行為の強要:嫌だと伝えているのに性行為を迫られる、裸の写真を撮られる。

こうした状況では、「一度断って、本性を確かめよう」と相手を試す必要はありません。

内閣府は、恋人による怒鳴り声や侮辱、交友関係の制限、行動の監視、メール等のチェックを精神的な暴力の例として挙げています。性行為の強要や、嫌がる人の裸を撮ることも、性的な暴力の例です。殴られたことがなくても相談できます。

配偶者やパートナーからの暴力については、DV相談プラスが、DVかどうか迷う段階の相談も受け付けています。電話は0120-279-889で24時間受付、チャットは12〜22時です。具体的に受けられる支援は、相談内容などに応じて判断されます。

性犯罪・性暴力については、#8891で最寄りのワンストップ支援センターにつながります。医療やカウンセリング、法律相談などの専門機関とも連携する窓口です。回線によってつながらない場合は、内閣府のセンター一覧で地域の連絡先を確認できます。

交際相手に限らず、つきまとい、脅しなどで安全が心配なときは、冒頭の警察の窓口へ。法律上の名前を自分で確定したり、何度も起きるのを待ったりせず、今起きていることを伝えられます。警察庁も、些細なことと思わず早めに相談するよう案内しています。

恋の話がお金の話に変わったら、支払いを別に考える

将来を一緒に考えたいと言われ、そのための投資を勧められた。断ると、「二人の将来を信じていないの?」と言われた。相手への好意を証明するために、送金や契約をする必要はありません。

国民生活センターは、マッチングアプリ等で知り合った相手に投資へ誘われ、出金できなくなった相談事例を公表しています。お金を取り出すためとして、さらに支払いを求められた事例もあります。相手に親しさを感じていても、紹介された取引の実態まで確かめられたことにはなりません。

投資先の実態が分からない、追加の支払いを求められている、契約を急かされている場合は、いったん送金や手続きを止め、消費生活の相談窓口へ。すでに払ってしまった場合も、その金額や経緯を伝えて相談できます。「取り戻すためにもう一度払う」という要求に、そのまま応じる必要はありません。

消費者ホットライン188は、地域の消費生活相談窓口を案内します。相談は無料ですが、窓口につながった時点から通話料がかかり、受付時間は窓口によって異なります。一部の電話回線ではつながらないため、その場合は公式案内の窓口検索から直接の連絡先を確認できます。

これは商品・サービスの契約や取引についての案内です。個人同士の貸し借りで脅されているなど、安全上の問題がある場合は、警察への相談を優先してください。返金や契約の解消ができるかは、個別の事情を伝えて確認することになります。

相手への説明より、相談先に「次に困ること」を伝える

相談では、今怖いことから話せる

相手から言われたこと

会いたくないと伝えたら、家に行くと

今の自分の心配

本当に来るかは不明。でも帰宅が怖い

これは相談先への言葉。二人きりで説得しようとしない

困っている内容と相談先
今起きていること相談先
脅し・つきまといなどで安全が心配最寄りの警察署・#9110。今すぐ警察に来てほしい緊急時は110番。
恋人からの監視や行動の制限がつらいDV相談プラス。DVかどうか迷っていても相談できます。
性的な行為を強いられた・嫌がる撮影をされた#8891からワンストップ支援センターへ。性犯罪・性暴力について相談できます。
投資・契約・追加の支払いで困っている消費者ホットライン188から、地域の消費生活相談窓口へ。

「出来事を全部整理してから」と考えると、相談を先へ延ばしてしまうことがあります。今いちばん困っている要求や、近づいている約束から話す方法もあります。

「会いたくないと伝えたら、家に行くと言われました。実際に来るのかは分かりませんが、帰宅するのが怖いです。今どうすればよいか相談したいです」

これは相手に送って反応を見る文ではなく、相談先に状況を伝える言葉の例です。怖さがあるなら、二人きりで説得しようとせず、相談先を頼ってください。

警察庁は、相談に行く時点で証拠となる物や記録があれば持参するよう説明しています。新たな証拠を集め終えることを相談の条件にせず、手元にあるやり取りや、覚えている出来事から話してください。

相談したことを知られるのも怖いなら、その心配も伝えて、連絡の取り方を相談できます。相手に端末を見られる心配がある場合も、窓口と連絡方法を考えてください。

好きだった自分を責める前に、今の要求から離れてよい

話を聞いてくれたことはうれしかった。誘われたときには、自分も会いたいと思った。その過去があっても、今の要求を引き受け続ける理由にはしなくてよいのです。

好きになった理由を説明できなくても、困っている要求について助けを求めていい。

危険な人かどうかの結論を出すより先に、今は会わない、払わない、返事を保留して相談するという選択があります。脅しや怖さがある場合は、それを相手に直接宣言するところからではなく、支援を受けながら次の対応を考えられます。

相談先の案内は、2026年10月14日に警察庁・内閣府・国民生活センター・消費者庁・DV相談プラスで確認しています。

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