マッチングしたのに最初のメッセージへ返信が来ないとき、返事がないことだけでは、理由は分かりません。 「写真を見直して嫌になったのだろう」「もっとよい人がいたのだろう」と、相手から聞いていない説明を自分の評価にする必要はありません。
忙しくてアプリを開いていない、どう返そうか考えている、今は会話を始めるつもりがない。違う事情でも、こちらには同じ「返信がない」状態に見えます。これらは理由の候補であり、目の前の相手に当てはまると確認できた話ではありません。
自分で確認できるのは、送った内容や、今載せているプロフィールです。そこに直したい点があれば直せますが、相手が今アプリを見ているか、誰と話したいかまで自分で整えることはできません。
ここでは、まだ会話が始まっていない段階を扱います。何度も話していた相手が急に返さなくなった場合とは分けて考えましょう。
マッチ後に返信がなくても、自分の魅力不足とは限らない
マッチした表示を見て、どんな話をしようか考えた。そのあと返事が来ないと、何も始まる前に断られたように感じるかもしれません。
ただ、マッチが成立したことと、メッセージを交わしていることは別の出来事です。まだ会っても話してもいない相手の無返信から、あなたと話す楽しさまで判定されたと考えなくてよいのです。
何人か続いても、全員が同じ理由で返さなかったとは限りません。次は自分の文章に直したい点があるかを確認し、なければその確認を終えてよいのです。
相手の事情を想像する前に、送ったものを見る
確認するなら、「相手がなぜ返さないか」ではなく、まず実際に送った文章を見ます。
その前に、メッセージが送信済みの状態かも確認してください。エラーや利用条件に関する案内が出ているなら、文面の問題とは分けて、利用中のアプリの公式ヘルプを確認します。返事がないことと、メッセージ自体を送れていないことは別です。
送信できているなら、次の順に見直します。全部を書き直すための一覧ではありません。
| 確認する点 | 気づいた後の対応 |
|---|---|
| 相手の名前や趣味を取り違えている | 今回の間違いを短く訂正して謝る。訂正に新しい質問を重ねない。 |
| 一度に仕事・休日・趣味を聞いている | 次に初回文を作るとき、いちばん話したい話題へ絞る。同じ相手に質問を送り直す必要はない。 |
| 挨拶だけで、自分が話したいことを書いていない | 次の機会には、相手のプロフィールで気になった話題を添える。 |
| 特に直したい点がない | 無理に変更点を探さず、返信を待つ画面から離れてよい。 |
たとえば「お仕事は何ですか? お休みはいつですか? 趣味は何ですか?」と送っていたなら、次の機会には「プロフィールに登山が好きとありましたが、最近どんな山に行きましたか?」のように一つの話題から始められます。相手が登山について書いていて、自分も聞いてみたい場合の例です。質問を減らすことは、返答を保証する方法ではありません。
名前の取り違えなど、今回訂正したい間違いがあるなら、短く謝る方法があります。
「先ほどはお名前を取り違えてしまい、失礼しました。○○さんですね。申し訳ありません」
訂正と一緒に、新しい質問や返事の催促を重ねなくても大丈夫です。
一方、「こんにちは。よろしくお願いします」だけだったから失敗した、とまでは決めなくて大丈夫です。挨拶だけで、返事がなかった理由は分かりません。その先に話したかったことがあったなら、次の機会にはそれも添えてみる、という見直し方ができます。
映画の話をしてみたいなら:
「はじめまして。私も映画が好きで、最近は昔の作品を見ています。プロフィールに書いていた映画は、どんなところが好きですか?」
この例は、自分も映画が好きで、相手が作品について書いている場合のものです。返事をもらうためだけに趣味を合わせず、実際に話してみたいことから選んでください。書き方に迷う場合は、最初のメッセージの例文へ進めます。
プロフィールを直すなら、「自分が伝わっているか」で

今の自分に合う紹介へ直す
昔の趣味のまま
最近楽しんでいることへ
本当に料理を始めたなら
今は卵焼きを練習中です
紹介を直せても、無返信の原因が分かったわけではない
無返信が続くと、写真、趣味、職業の書き方まで全部変えたくなるかもしれません。でも、まずは今の内容が自分に合っているかを見てみましょう。
以前の趣味を書いたままなら、最近楽しんでいることへ。仕事や生活が変わったのに古い内容のままなら、今の説明へ。何を話せばよいか迷うなら、自分が人と話してみたい話題を足す方法があります。
たとえば、本当に料理を始めたところなら「最近は休日に料理をしています。今は卵焼きを練習中です」と書けます。すごい趣味や、外出の多い暮らしを用意する必要はありません。
プロフィールを直すなら、今の自分の紹介として合っているか を確かめます。返事がなかった原因を見つけた、という意味ではありません。自己紹介文の作り方では、趣味が少ない場合や真剣な交際を望む場合の文面も扱っています。
写真についても、返事を増やすために見せたくない姿や私生活を公開する必要はありません。自分が公開してよいと思える写真を選んでください。
返事を待つことを、次の予定の条件にしない
送った文に直したい点が見つからなければ、無理にもう一通作らなくてよいでしょう。返事がないことへの説明をもらうまで、アプリの画面を確認し続ける必要もありません。
ほかに話したい相手がいるなら、その人との会話へ進めます。新しい出会いを探す気分でなければ、アプリを休むこともできます。気持ちが向かないうちに、次の相手を探さなくてもかまいません。
相手の利用状況を確かめるために、別のSNSで探して連絡したり、返事を責める文を重ねたりはしないようにします。明確にやり取りを断られている場合は、その意思を尊重します。
まだ返事が来るかもしれないと思いながら、今日は自分の予定を過ごす。その二つは両立します。何日待てば諦めるべきかを先に決めなくても、今の過ごし方は選べます。
後から返信が来たら、その会話を今の気持ちで選ぶ
しばらくしてから返事が来ても、待っていた分だけ、すぐ応じなければならないわけではありません。今も話してみたいなら、届いた内容への返事から始められます。
そのときも、返信が遅れた理由が本人から説明されていないなら、「忙しかっただけ」と補う必要はありません。逆に、遅れたことだけで不誠実と決めるのでもなく、これからやり取りしたいかを考えます。
関心が変わって、もう話すつもりがなければ、会話を始めない選択もできます。以前マッチしたことを、今後も返事を続ける約束にしなくてよいのです。
見直すのは文章であって、自分の価値ではない
伝えたいことが書けているかは、自分で確かめられます。返事が来ない理由をすべて見つけてからでなくても、次の会話や、アプリを開かない時間を選べます。
初回の返事がないだけで、あなた自身が否定されたと考えなくて大丈夫です。
書き直したい文があれば直す。なければ、そのままにして今日はほかのことをする。無返信のたびに、自分の紹介を一から作り直さなくてもよいのです。
相談先
- SNS型ロマンス詐欺(警察庁)恋愛感情や親近感を利用した金銭被害が疑われるときの確認先です。
- 財産にかかわる危険(消費者庁)投資話、副業、契約、金銭トラブルなど消費者被害の注意喚起です。



