初デートに誘われなくても、自分が会ってみたいなら、こちらから提案できます。 ただ、相手からも誘ってほしいと思っているなら、自分が動いて解決しなければならないわけではありません。誘うかどうかを、今の自分の希望から考えてみましょう。

楽しくメッセージは続いているのに、会う話にはならない。「私ばかり会いたいのかな」と感じる日もあるかもしれません。欲しいのはデートの予定だけでなく、相手も自分に会おうとしてくれる手応えなのかもしれません。

まだ誘いがないことから、相手の気持ちを決めることはできません。けれど、自分は会いたいのか、相手から声をかけてほしいのか、まだやり取りしていたいのかは、考えられます。

「何日待てばいい?」と迷っているなら、まず、会う話を一度も出していないのか、こちらの誘いへの返事を待っているのかを分けます。まだ誘っておらず会いたいなら、その希望を伝えるところから。すでに誘っているなら、新しい誘いを重ねる前に、今届いている返事を見てみましょう。

メッセージは続くのに、なぜ誘われないのか

もう少し話してから会いたい、切り出すきっかけがない、予定を作る余裕がない、今は会うつもりがない。誘いがない背景には、違う可能性があります。「奥手だから待てばよい」「誘われないのは魅力が足りない」と、一つの説明には決められません。

ただ、会うことについて何を話したかは振り返れます。お店の話はしたけれど、一緒に行きたいとは言っていない。会いたいと伝えたけれど、返答はない。この違いが、次に話すことを決める手がかりです。

初デートに誘われなくても、自分から提案できる

たとえば、メッセージで話していて「この人と直接話してみたい」と思った。自分から誘いたい気持ちがあるなら、質問が何回返ってきたかを数えてから、誘うか決める必要はありません。

「話していて、会ってみたいなと思いました。よかったら今度、お茶しませんか?」

「このカフェ、よさそうですね」とだけ話していたなら、一緒に行きたい気持ちまでは伝わっていない可能性があります。会いたいと思った時点で、次のように言葉を足せます。

お店について話すことと、一緒に行く提案の違い
お店の話として終わる言葉会ってみたいときの言葉
「そのカフェ、気になります」「そのカフェ、よかったら今度一緒に行きませんか?」
「おすすめのお店を教えてください」「お店を教えてくれてありがとうございます。よければ一緒にお茶しながら話したいです」

誘われるためのほのめかしを重ねるより、自分が会って話したいことを伝える例です。おすすめを聞いた時点で会いたいと決まっていなかったなら、後から希望が変わっても構いません。

相手も会いたいと答えたら、日時や場所を二人で相談できます。すでに会わないと伝えられている場合は、言い方を変えて誘い直さず、その返事を受け止めてください。

「誘うと軽く見られるかな」と気になっても、相手にどう受け取られるかまで文面で保証することはできません。そのために、会いたい気持ちを隠して「近くに用事があるから」と理由を作る必要もありません。

誘うことに決めた後の話題や日程の出し方は、デートに誘うタイミングと提案文で具体的に扱っています。

すでに誘った後は、返事の内容に合わせて考える

「まだ誘われていない」と「自分が出した誘いへの返事を待っている」は、次に必要なことが違います。

返事によって、分かったことも次に相談できることも変わります。

  • 「その日は仕事だけれど、別の日に会いたい」: 会いたいという返答を受けて、別の日程を相談できる。
  • 「その日は無理」: その日の都合が合わないことまでが分かった段階。別の日に会いたいかは、まだ分からない。

自分にも別日を相談したい気持ちがあれば、こう聞けます。

「もし別の日なら、都合のよい日はありますか? 今は会うつもりがなければ、遠慮なく教えてください」

すでに同じことを尋ねているなら、もう一度この文を送る必要はありません。 何度尋ねても答えがないなら、候補日を探すのをやめて、自分の予定を入れることもできます。 返事がないことを、会う約束ができたことにはしません。

「まだメッセージだけにしたい」と返ってきたなら、会う話を進めず、自分もその関わりを続けたいかを考えます。「会うつもりはない」「連絡をやめてほしい」という返答には、別の口実で誘ったり、ほかの連絡先から尋ねたりしません。

また、希望を話すのが怖い、断ると責められるといった状況は、誘い方を工夫して解決しようとする場面とは分けてください。会う予定を進めることより、自分の負担や怖さを放置しないことを優先できます。

「相手からも誘ってほしい」が大切なとき

自分から誘えば会えそうでも、それだけでは寂しさが残りそうなこともあります。相手から予定を考えてほしい、一緒に会う話を進めてほしい。その希望まで、自分で全部引き受けなくてよいのです。

まだ話しておらず、伝えてみたいなら、責める言葉ではなく、してもらえるとうれしいことを言えます。

「私は会ってみたいです。そちらからも誘ってもらえたらうれしいです」

伝える前に会う話が出ていない場合もあれば、自分から何度か触れたのに具体的な予定にならない場合もあります。 すでに希望を伝えているなら、さらにうまい言い方を探し続けなくても大丈夫です。

相手が誘ってくれるかを確かめるため、わざとそっけなくしたり、ほかの人の存在を匂わせたりする必要もありません。次の予定を自分では提案しないことも、選べます。相手が動くかを試すために待つのではなく、今は自分から予定を作りたくない気持ちを大切にしてよいのです。

まだ会いたいか分からないなら、予定を作らずにいてもよい

誘われたい気持ちと、会いたいかは別

もう少しメッセージで話したい

今の話題を続けてよい

やり取り自体に疲れている

次の話題を考えず休める

予定を空けたり約束したりして、関心を証明しなくていい

誘われないことは気になる。でも、いざ「明日会おう」と言われたら、自分も迷いそう。そんなときは、まだ会いたいか決まっていないのかもしれません。

メッセージを続けたいなら、話したい話題をそのまま続けられます。予定を空けたり、会う約束をしたりすることで、相手への関心を証明しなくて大丈夫です。

一方で、やり取りそのものに疲れているなら、次の話題を考えずに過ごすこともできます。「待つ」と決めても、誘いが来るかをずっと見張っている必要はありません。

不安がある自分は誘ってはいけない、という条件を増やすのではなく、今は何をしたいかを選びます。会いたい気持ちと緊張は、一緒にあっても構いません。

今回誘った後のことが気になるなら

自分から誘ったら、次もずっと自分が誘うことになりますか?

今回の誘いで、これからの役割まで決まるわけではありません。会った後に次も自分から誘いたいか、相手からも提案してほしいかを考えられます。自分ばかり予定を作っていると感じたら、その希望を伝えることや、次の予定を自分では立てないことも選べます。

誘いが来るかだけで、次の時間を決めなくてよい

自分から会いたいと伝える。相手からも声をかけてほしいと話す。今はやり取りを続ける、あるいは話題を作るのを休む。どれも、相手の気持ちを当てるためのテストではなく、自分の過ごし方として選べます。

相手から誘われるのを待ちたい気持ちも、自分から会いたい気持ちも、どちらかを直す必要はありません。

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