マッチングアプリで真剣な人を見分けたいときは、「真剣です」という言葉の先に、どんな関係を望んでいるのかを聞いてみてください。結婚を考えられる相手を探しているのか、まず恋人として付き合いたいのか。自分が望む関係と合っているかを確かめると、次にどう進みたいかを考えやすくなります。
丁寧な返信をもらってうれしい。でも、自分だけが結婚を期待していたら、と迷うこともあるでしょう。知りたいのは「この人はいい人か」だけでなく、「私が望む出会い方を、この人とも考えられるか」なのかもしれません。
なお、断ったことを繰り返し迫られたり、怖さを感じたりしているなら、真剣さの確認を続けるより、やり取りを休む・会うのを見送ることを優先してかまいません。
アプリで真剣な人を探すなら、望む関係を聞いてみる
プロフィールに「真剣な出会い」と書かれていても、結婚の時期や、会うまでのペースまで同じとは限りません。文章の長さや、仕事・趣味の説明が詳しいことだけで、交際への気持ちまでは分かりません。
自分の希望が決まっているなら、その希望と一緒に聞いてみます。
私は、いずれ結婚を考えられる相手と出会いたくて始めました。〇〇さんは、どんな関係を探していますか?
これは、自分が結婚を望んでいる場合の例です。まだそこまでは決めていないなら、「まずは恋人として付き合える人を探しています」のように、今の希望に合わせて変えてください。相手の答えに合わせるために、自分も同じだと言わなくて大丈夫です。
「真剣なら、すぐ結婚を決められるはず」と迫る質問ではありません。結婚を望むかを聞くことと、まだよく知らない二人の結婚を約束することは分けて話せます。
毎日返信が来る、すぐ将来の話をする。それも真剣さのサイン?
毎日話せることは、やり取りを続けているという事実です。ただ、それだけで交際や結婚の希望まで一致しているとは分かりません。「いつか一緒に住みたいね」という話も、実際の時期や条件を相談したこととは違います。
結婚を望む点が共通しているなら、急いで約束する代わりに、今どの程度具体的に考えているかを聞けます。
私も結婚は考えています。時期はまだ決めていないのですが、〇〇さんは、いつ頃という希望もありますか?
自分にも時期の希望があれば、未定と装わず伝えてください。まだ決めていないという答えなら、そのまま受け取り、自分が望む進め方と合うかを考えます。
希望が違ったら、相手を変える前提で進まない
相手が「今は結婚を考えていない」と答え、自分は結婚を望んでいる。その場合、丁寧に答えてくれたことと、希望が違うことの両方を受け取ってよいのです。
「付き合えば気が変わるかも」と期待して続けると、今聞けた答えを自分の望む答えに置き換えてしまいます。相手を不誠実と決めなくても、「探している関係が違うので、今回は会うのを見送る」という選択はできます。
一方、「まだ分からない」という返答なら、今は未定なのだと受け止めます。自分も時間をかけて知りたいのか、今の時点で希望の合う相手を探したいのかを考えてみてください。
| 相手の答え | 次に考えること |
|---|---|
| 自分と希望が近い | 会うまでのペースも話す。希望が近くても、交際が決まったわけではありません。 |
| 望む関係が違う | 相手が変わる前提で進めず、今の答えを受けて会いたいか考える。見送ることもできます。 |
| まだ分からない | 未定のまま知っていきたいか、自分の希望に合う相手を探したいかを選ぶ。 |
何度も聞き方を変えて、望む答えが出るまで尋ね続ける必要はありません。
会うまでの進め方にも、自分の希望を入れる

もう少し話したい、は未来の約束ではない
今はアプリ内で話したい
その希望を伝えてよい
会う日までは決まっていない
来週なら、は本当に望むときだけ
相手も待たないと選べる。説得し切る必要はない
探している関係が近くても、すぐ会いたい人と、もう少し話してから会いたい人では、進め方に違いがあります。
会うまでのペースにも、自分の希望を伝えてかまいません。 もう少しアプリ内で話したい場合は、こう伝えられます。
誘ってくれてありがとう。私はもう少しここで話してから会いたいです。
この文には「いつか必ず会う」という約束は含めていません。「来週なら会える」などの予定は、実際にそのつもりがあるときだけ加えましょう。
相手が今すぐ会いたいからといって、自分の希望を引っ込めなくても大丈夫です。相手も待つことを選ばない場合は、進め方が合わなかったと受け止めて、そのやり取りを終えることもできます。どちらかが相手を説得しきる必要はありません。
断っているのに繰り返し迫られる場合は、説明を重ねて納得させようとせず、やり取りを止めることを優先してかまいません。
「話せたこと」のあとに、実際の予定も見る
たとえば「最初は駅前のカフェで会いたい」と伝え、相手も同意した。その後、二人で店を決められたなら、その希望を含めて予定を作れたことは確かです。
ただし、予定への同意は、恋愛感情や交際の約束とは別です。 丁寧に予定を立てられる人でも、望む関係については別に聞く必要があります。
一度、都合が変わって予定を相談し直すことと、合意した条件を何度も押し切られることも分けて見てください。「大丈夫」と言われたのに、毎回自分だけが譲っているなら、次の約束を急がず、今の進め方で会いたいかを考えてよいのです。
また、まだ交際の約束をしていない段階で、自分は一人に絞りたいのに相手は複数の人と会っている、と迷うこともあるでしょう。その違いを確かめたい場合は、アプリでの同時進行と、二人の約束の考え方へ進めます。
会うときの安全は、真剣さと別に守る
「目的が同じだった」「丁寧に答えてくれた」ことを理由に、会う場所や帰り方への配慮まで省かなくて大丈夫です。
Tinderの公式案内は、初めて会うときは人目のある場所を選び、自分で帰れる移動手段を確保するよう勧めています。違和感があるときには、会うのをやめるほか、ブロック・マッチ解除・報告といった機能も案内しています。Tinder「安全に使うためのコツ」
会う場所や帰り方は、相手の交際への希望にかかわらず確かめておきたいことです。相手が嫌がるからと無理に条件を変えたり、怖い相手と二人で会って納得させたりする必要はありません。利用しているアプリのヘルプから、やり取りを止める機能や報告先を確認できます。
結婚を考えていない人は、真剣ではないのでしょうか?
結婚の希望と、交際にどう向き合いたいかは別です。ただ、自分が結婚を望んでいるなら、その違いを小さく扱わなくてよいのです。相手の希望を変える前提で進めず、今の答えを受けて会い続けたいか考えてみてください。
「真剣な人」を探すとき、自分の希望も置き去りにしない
安全にやり取りできる相手なら、どんな関係を望んでいるのか、自分はどう進みたいのかを話題にしてみる。その返答から、会ってみたいのか、まだ話したいのか、今回は見送りたいのかを選べます。
「真剣です」の先で、あなたの望む出会い方も聞いてもらえているか。
まずは「私はこんな関係を望んでいます」と、今の希望を一つ伝えてみてください。返ってきた言葉とその後の行動を見ながら、次の約束をするか考えていけます。
相談先
- SNS型ロマンス詐欺(警察庁)恋愛感情や親近感を利用した金銭被害が疑われるときの確認先です。
- 財産にかかわる危険(消費者庁)投資話、副業、契約、金銭トラブルなど消費者被害の注意喚起です。


