好きなのに相手を避ける「好き避け」には、緊張してうまく話せない、断られるのが怖い、周りに気持ちを知られたくない、といった心理が考えられます。 近づきたいのに、失敗したくない気持ちが強くなって、目をそらしたり会話を早く切り上げたりする場合があります。ただし、避けられたことだけで好意があるとは決められません。

昨日はLINEでよく話したのに、今日は顔を合わせるとそっけない。「嫌われたのかな。でも、あのやり取りは何だったんだろう」と迷いますよね。

ここでは、好きなのに避けてしまう理由と、職場・会話・LINEに出る行動例を紹介します。そのうえで、自分も話したいときにどう声をかけるかを考えていきましょう。

好き避けする男性は、なぜ好きな相手を避けるの?

うまく話そうとして、かえって緊張する

友達とは普通に話せるのに、気になる人には「変なことを言いたくない」「つまらないと思われたらどうしよう」と考える。話したい気持ちより、「失敗したらどうしよう」という心配が先に立ってしまうのです。

言葉を選んでいるうちに返事が短くなる、目を見て話すと照れてしまう、二人きりになると何を話せばよいか分からなくなる。そんな反応があれば、本人は冷たくしたつもりがなくても、相手には距離を感じさせることがあります。

好意が伝わって、断られるのが怖い

「今は普通に話せているけれど、気持ちが伝わって気まずくなったら嫌だな」。そう思うと、あなたと親しくなりたい一方で、好意が見える行動を控えることがあります。

自分から誘わない、話したいのに用事があるふりをして切り上げる。近づいて断られるよりは、今までどおり話せる関係でいたい。そんな気持ちから、一歩踏み出せない場合があります。

好かれる自信がなく、反応を悪い方へ考える

あなたが忙しくて短く返しただけでも、「話しかけて迷惑だったのかも」と考えてしまう。好かれている自信がないと、曖昧な反応を気まずさや拒絶として受け取ってしまう場合があります。

そんなときは、「今ちょっと手が離せないんだけど、あとで続きを聞きたいな」と伝える方法もあります。忙しくて返事が短くなっただけで、話が嫌だったわけではないと分かる一言です。

職場や友人に、気持ちを知られたくない

二人なら話せるのに、同僚がいると急に事務的になる。周りにからかわれたり、関係を話題にされたりするのが気になっているのかもしれません。

また、仕事中は仕事に集中したい、公私を分けたいという考えで私的な話を控える人もいます。職場での距離だけを、好意や嫌悪の表れと見る必要はありません。

この場合は、「あなたと話すのが嫌」なのではなく、「人前で親しさを見せるのが落ち着かない」という違いが考えられます。休憩中に二人で話すときや、あとからのLINEでも同じようにそっけないのかを思い返すと、違いが見つかるかもしれません。

どう近づけばよいか分からず、迷っている

「もっと話したいけど、何を聞けばいいんだろう」「今、誘ってもいいのかな」。恋愛経験が少なかったり、まだあなたの気持ちが分からなかったりすると、接し方に迷うこともあるでしょう。

過去に断られた経験が気になって、慎重になる人もいます。彼が「誘っていいのか迷ってた」と話し、自分も会いたいと思っていたなら、「私も会いたいと思ってたよ」と返せます。まだ迷っているなら、「今はまだ決めていない」と伝えても構いません。

好意を見せたくなくて、相手の反応を待っている

自分ばかり好きだと思われたくない、できれば相手から誘ってほしい。そんなプライドから、あえて興味のないふりをする場合もあります。恥ずかしくて避けるだけでなく、恋の駆け引きとして距離を取るケースです。

あなたがほかの男性と話したあとに急にそっけなくなると、嫉妬したのかと気になるでしょう。ただ、それだけで理由は分かりません。こちらも冷たくして試すより、「今日はあまり話せなかったね。またゆっくり話したいな」と、自分の気持ちを伝える方法もあります。

恋愛の話を出したときだけ話題が変わる場合もあります。恥ずかしさのほか、私的な話をしたくない、あなたとの恋愛を考えていないなど、理由は一つではありません。ほかの男性の話を増やして反応を試すより、自分は彼とどうなりたいのかを考えてみてください。その希望から、次に伝えたいことを選べます。

ここまで挙げたのは、好意がある場合に考えられる理由です。実際の態度や返事と合わせて見るために、次はよくある場面を比べてみましょう。

好き避けかもと思う行動は、どんな場面で見える?

目をそらすけれど、あとから彼も話しかけてくる

目が合うとすぐにそらすのに、帰り際には「あの本、読み終わった?」と声をかけてくれた。目を合わせるのは照れくさくても、あなたと話したい気持ちはあるのかもしれません。

近くにいると黙る、他の人とはよく話すのにあなたにはぎこちない、といった違いも気になるでしょう。照れ隠しなのか迷ったら、その後に彼からも話しかけてくれるか、前の話を聞き返してくれるかを見てみてください。

「説明が分かりやすかった」と褒めた途端、黙って目をそらすこともあります。照れたのか、返し方に迷ったのかは、その反応だけでは分かりません。「聞けて助かった、ありがとう」と感想を伝えたら、すぐに返事を求めず、いったん会話を終えても大丈夫です。

対面では短い返事でも、LINEでは会話が続く

昼休みに話したときは「そうなんだ」だけ。でも夜には彼から「さっきの旅行の話、写真見たい」とLINEが来た。対面よりも、言葉を考える時間がある方が話しやすい可能性があります。

彼から質問が来る、前の話を覚えている、次に会える日を教えてくれるなら、その話から会話を続けられます。自分が送ったメッセージに返事があるだけなのか、彼からも話題が来るのかに注目してみてください。返信が遅くても、言葉を考えている場合や、単に忙しい場合があります。速さだけで好意を決める必要はありません。

SNSの投稿は見ているのに、いいねやDMは来ないという場合もあるでしょう。閲覧は、たまたま表示された投稿を見ただけのこともあります。見た時刻や回数から本心を探すより、二人の間で実際に会話が生まれるかを振り返ってみてください。

皆の前ではそっけなくても、個別には気にかける

職場では仕事の話だけなのに、帰りに「忙しそうだったけど、大丈夫?」と聞いてくれた。人前での照れや周囲への気遣いがあるなら、こうした場面の差が見えることがあります。

仕事を手伝ってくれる、困った話を聞いてくれることもうれしいですね。ただ、同僚や友人としての親切もあります。用事が済んだあとにも「週末はどうだった?」と聞いてくれる、仕事以外の相談にも乗ってくれるなど、個人的な話が増えているかを見てみましょう。

彼は自分のことをあまり話さなくても、あなたの話を覚えていたり、あとから様子を聞いてくれたりすることがあります。すぐに同じ量を話してもらおうとせず、話してくれた部分から会話を続けられます。友人へ紹介されていないことも、気持ちを隠している証拠にはなりません。周囲との付き合い方や、今の関係についての本人の希望が分からないうちは、分からないままにしておけます。

近くを通っても離れる、同じ場所で会っても話さない

休憩室で顔を合わせても離れた席を選ぶ、通りかかったときに挨拶だけで行ってしまう。緊張して近づきにくい場合もありますが、一人で休みたい、急いでいる、距離を置きたいといった理由も考えられます。

同じ場所でよく会うことも、通勤や休憩の時間が重なれば起こります。会った回数を好意のサインに数えるより、話しかけた後の返事を受け取って、その場でどう接するかを考えられます。会いたさから相手の帰る時間や行き先を追う必要はありません。

好き避け・嫌い避け・忙しいだけの違いは?

好き避けと嫌い避けを考えるときは、そっけなかった後にも、彼から話しかけたり会う約束をしたりするかが手がかりになります。 嫌い避けは、相手を苦手に感じ、距離を置こうとすること。同じような短い返事でも、その後の会話には違いが出ることがあります。

そっけなかった場面と、その後のやり取り
場面その後を比べる例
話しかけたとき

あとで続きを聞いてくれる:人前では短い返事でも、二人になったときに彼から話しかける。

どの場面でもすぐに終わる:別の機会にも会話を切り上げ、彼からは話題が出ない。

LINEをしたとき

彼からも質問が来る:返信まで時間が空いても、自分の話や新しい話題を送ってくれる。

用件への返事で終わる:毎回、必要な返答だけで、私的な会話にはならない。

誘ったとき

別の日を提案してくれる:「土曜は無理だけど、日曜なら」と会える日を教える。

会う話にならない:別の日でも断られ、彼からの提案もない状態が続く。

一度のやり取りだけでは、どちらかは決められません。「今日は締め切り前で話せなかった。明日なら」と本人から説明があれば、まずはその都合を受け取ってよいでしょう。疲れている、仕事が忙しい、別のことが気になるなど、恋愛以外の理由もあります。

嫌いというほどではなくても、恋愛として応えるつもりがなく、期待させないように距離を取ることもあります。二人で話すときも距離を取られ、誘っても断られる状態が続くなら、今はこれ以上近づかずにおこうと考えてよいでしょう。「連絡を控えてほしい」「二人では会いたくない」と言われたときは、その意思を尊重してください。

好き避けかもと思ったら、どう接するといい?

まずは普通に挨拶して、前の話を一つ続ける

いきなり「私のこと、好きだから避けてるの?」と聞くより、共通の話題から声をかけてみましょう。

「おはよう。この前教えてくれたアルバム、聴いたよ。私は二曲目が好きだった」

あなたの感想が一つあれば、彼も自分の感想を返しやすくなります。返事が来たらその話を続け、忙しそうなら「また落ち着いたときに話そう」といったん終えて大丈夫です。

避けられている気がして話しかけにくいなら、「今、少し話せる?」と都合を聞くところからでも構いません。断られたり、離れようとしたりしているときは、そこで会話を終えます。近づくために触れたり、二人きりになる状況を無理に作ったりせず、相手も話すかどうかを選べる形にしましょう。

話せてうれしかったことを伝える

もし彼があなたの反応を気にしているなら、会話を楽しめたことを言葉にしてみてください。

「さっきの話、面白かった。また聞きたいな」

無理に大げさに褒めたり、誰かと比べたりしなくても、「あなたと話したい」という気持ちは伝えられます。彼の話を待つ間にも、あなた自身の好きなものや近況を話してみましょう。

予定が変わったら知らせる、本人が個別に話してくれた内容を勝手に周りへ広めない、といった普段の接し方も大切です。自分の話は、実際に興味のあることからで十分。心を開かせるために失敗談を作ったり、弱いところを演じたりしなくてよいのです。

会話が続いたら、具体的な誘いを一つ出す

LINEでよく話すようになったり、二人なら会話が弾んだりするなら、デートに誘ってみてもよいでしょう。

「あのバンドのライブ映像、映画館で上映するんだって。土曜に一緒に観に行かない?」

あなた自身も行きたい催しや場所を、日時とともに一つ提案してみてください。「土曜なら行ける」と返ってきたら時間を相談する。「日曜なら」と来たら、別の回があるか一緒に調べる。彼の希望も聞きながら、予定を決めていきましょう。

職場や友人の集まりでは落ち着いて話せないなら、相手も会いたいと答えてから、静かなカフェなどを候補にできます。二人で会う場所も、自分だけで決めず、彼の希望を聞いてみてください。

彼の返事を聞いたあとは、何をすればいい?

「話しかけてもらえてうれしかった」と彼が言ってくれたら、「私も、もっと話したいと思ってた」と返せます。誘いに応じてくれた場合は、会ったあとにも楽しかったことを一つ伝えて、次にしたいことを聞いてみてください。

一方、「最近は忙しくて、しばらく会えない」と言われたなら、「落ち着いたら教えてね」と返し、自分の予定も大切にして大丈夫です。会う話はまだ決まっていないので、毎日その理由を問い直す必要はありません。

具体的に気になる発言がある場合は、そのことだけを聞く方法もあります。「昨日、皆の前であの話を出したの、嫌だったかな」のように聞けば、恋愛感情を決めつけず、出来事について話せます。

二人で会うようになっても関係が進まず、あなた自身は付き合いたいと思っているなら、彼からの告白を待つ以外の選択もあります。

避ける理由を問い続けるより、「一緒に過ごすのが楽しい。私は付き合えたらうれしいと思っている」と自分の希望を伝えられます。返事を考えたいと言われたら、その時間を尊重し、断られたときは好意の裏返しと読み替えず受け止めます。

伝える前に迷うことがあれば、告白前に考えておきたいことで、これまでの関係と自分の気持ちを整理してみてください。

からかいがつらいときは、その言い方を伝えてよい

好意を隠すつもりで冗談を言ったのだとしても、嫌だった言葉は伝えてかまいません。

「一緒に話すのはうれしいけど、皆の前でああ言われるのは嫌なんだ」

話すのがうれしいと感じていなければ、その部分は添えず、「皆の前でああ言われるのは嫌なんだ」と伝えられます。

伝えた後、どうなった?

謝ってくれた

言葉は受け取る

同じことが続く

関わる範囲を変えてもいい

好意があっても、嫌な接し方を我慢しなくていい

謝ってくれて、その後は普通に話せるなら、また話したいことから始められます。同じからかいが続くなら、個人的な話を控えたり、少し距離を置いたりしても大丈夫です。

好き避けする男性とのやり取りで迷うこと

LINEは普通なのに、会うと冷たいのは好き避けですか?

対面では緊張してうまく話せなくても、LINEなら落ち着いて話せる人はいます。彼からも話題や質問が来たり、デートに誘うと会える日を教えてくれたりするなら、親しくなるきっかけはありそうです。ただ、LINEが普通というだけでは好き避けとは決められません。次に会ったときに、LINEで盛り上がった話の続きを振ってみてください。

こちらも冷たくすれば、彼から近づいてきますか?

避け返しても、彼が近づいてくるとは限りません。あなたも話したいなら、普通に挨拶して共通の話題を一つ出す方が、次の会話を始めやすくなります。疲れていて距離を取りたいなら、反応を試すためではなく、自分を休ませるために会話を控えて大丈夫です。

次に会ったら、話したいことを一つ返してみる

次に会うときは、彼が教えてくれた音楽の感想や、前に話した出来事の続きなど、あなたも話したいことを一つ持っていってみてください。

彼からも話が続けば、楽しかったと伝える。そのあと一緒にしたいことがあれば、具体的に誘う。彼の言葉を聞きながら、あなた自身もどうしたいかを伝えていけば大丈夫です。

そっけない態度をどこまで好き避けと呼べるのか迷うときは、好き避けの意味と、態度を読むときの考え方で、言葉の範囲から確認できます。避ける場面以外も比べたいなら、男性の脈ありサインで、会話・連絡・会う予定を振り返ってみてください。

彼が少しずつ自分の話や会える日を教えてくれるようになったら、奥手男子の脈ありサインへ。控えめな返事から具体的な誘いにつなげる例と、会ったあとの次の一言を紹介しています。

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