名前や住所を広めると脅されているなど、安全のことで困っている場合は警察へ相談できます。 今すぐ助けが必要な緊急時は110番、緊急でない相談は警察庁が案内する#9110や最寄りの警察署へ。相手の要求に応じてから相談する必要はありません。

アプリで楽しく話していた相手から「本当の名前、教えて」と聞かれた。仲よくなりたい気持ちはあるけれど、今はまだ迷っている。「教えないと、相手を疑っているみたいかな」と返事に詰まることもあります。

本名をまだ伝えたくないなら、今はアプリの表示名で呼んでもらう希望を伝えられます。 何回会えば教える、という順番を決める必要はありません。相手と話し続けたい気持ちと、今どこまで自分の情報を伝えたいかを分けて考えましょう。

本名を伝えることを、仲よくなりたい気持ちの証明にしなくて大丈夫です。

アプリで本名を聞かれても、「会ったら教える」と約束しなくてよい

断り方をやわらかくしようとして、「会えたら」「もう少し仲よくなったら」と条件を付けたくなるかもしれません。でも、そのときにも伝えるか未定なら、未来の約束を足さず、今の希望だけを言えます。

「しばらくは、アプリの表示名で呼んでもらえるとうれしいです」

理由を少し添えたい場合も、相手の人格を評価する言い方にせず、自分の決め方を伝えられます。

「本名を伝えるかは、まだ決めていません。今はこの名前でお願いします」

呼び名がほしいという話なら、伝えてもよいニックネームを知らせる方法もあります。これは相手との呼び方の相談であって、アプリ運営への登録や本人確認で虚偽の情報を出すことを勧めるものではありません。

すでに何度も「今は伝えない」と話したなら、もっと納得してもらえる理由を探し続けなくてよいのです。脅しや怖さがある場合は、この文を送って反応を確かめるより、相談を優先してください。

下の名前だけなら、教えても大丈夫?

呼び方を決めたいだけなら、下の名前やニックネームを使う選択はあります。ただし、「名字を伏せれば特定されない」とは言い切れません。顔写真、勤務先、同じ名前で使っているSNSなど、ほかに知られている情報も関わります。

フルネームを断った代わりに、下の名前を出さなければならないわけではありません。迷うなら「呼ぶときは、アプリと同じ○○でお願いします」と、今使ってほしい名前だけ伝えられます。

本名を伝えることと、生活の情報をまとめて渡すこと

名前のほかに、勤務先、住所、最寄り駅、個人SNSを聞かれることもあります。一つ伝えたから、ほかも同じように出す必要があるわけではありません。

警察庁の個人情報に関する案内では、複数のサイトの情報を集めることで本人が特定される可能性や、ネットで知り合った人へ安易に名前・連絡先・顔画像を渡さないことに注意を促しています。

たとえば、本名と会社名を両方伝えようとしているなら、「それぞれならよさそう」と別々に見るだけでなく、一緒に知られることを考えます。個人SNSについても、名前以外に勤務先や生活圏が見える投稿があるか、自分が公開している内容を確認できます。

今伝えようとしている情報が、何のために必要なのかを考えてみましょう。 待ち合わせ場所を相談するために、自宅の住所まで教える必要はありません。

「名前は伝えたけれど、勤務先や住所は今は話さないことにしています」

会えたことや話が合ったことだけで、情報の扱いまで確認できたことにはなりません。会った後にも、その都度伝えるかを選べます。

相手が教えてくれても、同じ情報で返す義務はない

名前を聞いても、同じ情報を返さなくていい

相手が本名を名乗った

相手自身が選んだ開示

自分はまだ控えたい

今伝えるかは別に選べる

身分証の見せ合いを、信用の確かめ方にしない

先に本名を名乗ってくれた相手へ、「こちらも返さないと不公平かな」と感じることがあるかもしれません。けれど、相手が自分の名前を伝えると選んだことと、自分が今伝えるかは別に決められます。

名前を聞かれたことだけで危険な人と決めず、答えを控えたい自分も責めない。そのうえで、伝えないと聞いた後の脅しやしつこい要求は、実際に困っている出来事として扱えます。相手の本音を見抜くために、わざと断って試す方法にはしません。

身分証を見せ合って信用を確かめる必要もありません。Pairsは、身分証の画像を送られても盗用・偽造の場合があり、自分の画像や情報を渡すと悪用される危険があると注意しています。 アプリ運営の正式な本人確認と、知り合った相手への送付は分けてください。

相手の本人確認や写真への疑問が中心なら、写真の印象差となりすましを分ける記事で、確認できる範囲と運営への報告を整理できます。

すでに教えた後は、起きていることに合わせて動く

名前を伝えた後に怖くなっても、そこから住所や勤務先まで教え続ける必要はありません。先に出した情報と同じ量を相手から得ようとしても、自分が困っていることへの対応にはなりません。

まだ具体的な被害はなく、情報を渡したことが気になる

名前を教えた後にも、次のことは見直せます。

  • 伝えた情報: 本名以外に、会社名や住所などを知らせていないか確認する。
  • 公開している内容: プロフィールやSNSに、生活圏が分かる情報がないか見直す。
  • これからの対応: 追加の情報は渡さないと決める、SNSの公開範囲を変える。

ただし、公開範囲を変えることと、すでに相手が受け取った情報を消すことは別です。「設定を変えればすべて戻せる」とは考えず、不安な点や起きた出来事を相談先へ伝えられるようにしておきます。

名前や写真を勝手にネットへ載せられた

掲載先へ削除を求めることと、危害や嫌がらせについて相談することを分けて進められます。前掲の警察庁の案内は、誹謗中傷などが掲載されたページを印字し、内容を記録するよう勧めています。削除依頼や相談のために残す項目は、次のとおりです。

  • 掲載されたページと、サイトの名前・URL
  • 投稿者の表示名など、ページ上で分かる情報
  • 投稿日時と、掲載されている内容

自分の名前や住所、写真を無断で掲載された場合は、違法・有害情報相談センターで、削除に向けた対応方法などの助言を受けられます。相談しただけで必ず削除されるという意味ではありません。自分で相手を探し出したり、晒し返したりせず、掲載先の手続きや相談先を使えます。

「広める」「家へ行く」などと脅されている

さらに個人情報を渡して収めようとせず、冒頭の警察相談先へ状況を伝えてください。Pairsも、脅迫や本人の望まない個人情報の流出などで身の危険を感じた場合、速やかな警察への相談を案内しています。

Pairs内の相手については、違反報告もできます。相手のプロフィールまたはメッセージ画面右上の「…」から「違反報告する」を選び、種類と内容を入力する手順です。アプリ側の返答を待つことを、警察へ相談する条件にしないでください。

会うための条件が合わないとき

本名を教えてもらえないなら会いたくない、と言われたら?

相手が会わないと選ぶことと、自分が本名をまだ伝えたくないことは、両方あってよい希望です。会うために開示を急ぐか、相手を説得するかの二択にせず、今回は会わない方法もあります。ただし、脅して情報を出させようとする行為は、会う条件の相談とは別に扱ってください。

今話せることを、自分で選んでよい

相手ともっと話したい。その気持ちがあっても、名前や生活の情報を一度に共有する約束にはなりません。「今はこの名前で」と伝え、後でどうするかは未定のままにできます。

すでに教えた場合も、自分を責めることより、追加で何を渡さないか、今困っている出来事は何かを先に考えられます。

本名を伝えたことは、その先の個人情報まで渡す約束ではありません。

個人情報・相談先・サービス機能はKoi編集部調べ。2026年10月14日に上記の公的案内・公式ページを確認しています。

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